2015年1月16日
「阪神淡路大震災から20年」
全体
明日の1月17日で、
阪神淡路大震災が起こって20年になります。
20年と一言では言い表せない思いが
震災を経験した人の心の中にあると思います。
そういった思いを少しでも風化させずに、
この経験を次へ、次へと繋いでいけるように
武庫愛の園幼稚園でもこの時期に
地震の避難訓練を行っています。
今回は地震だけではなく、
武庫川が氾濫したという想定で避難訓練をしました。
館内放送で、「たった今強い揺れを感じました。」
と流れると、それぞれの場所で身を守る姿勢で、
待機する姿を素早く行う事が出来ていました。
落下物にそなえ頭を守る姿勢で
保育者の周りに集まる子ども達!
今年度三回目の避難訓練という事もあり、
子ども達の動きは毎回良くなっていっています。
今回は強い揺れの後に、武庫川が氾濫したと想定し、
建物の二階以上に素早く避難しました。
その後全園児が遊戯室に集まりました。
「頭を守りながら遊戯室に集まる子ども達」
副園長先生が子ども達を恐がらせるのではなく、
しかし、身を守る為に知るべき事を
お話しをして下さいました。
子ども達はしっかりと話を聞いていました。
地震と津波や川の氾濫の映像を見ながら、
災害の恐さ・凄さを伝えて下さいました。
避難の時の「お・は・し・も・く」
について、子ども達もよく覚えていました。
地震の時はテーブルの下に隠れたり、
頭の上に手やクッションを乗せたりする事を
職員が実際に行い子どもに伝えていきました。
天災は起こって欲しくないものの、
突如として起こってしまいます。
その時に子ども達の命を守れるように
職員も日々の訓練を大切にしていきたいと思います。