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『23年前を忘れない。。。』

全体

阪神・淡路大震災は、1995年(平成7年)1月17日に

発生した兵庫県南部地震による大規模地震災害のことである。

朝の5時46分52秒に起こりました。

職員でも阪神・淡路大震災を

経験していない先生も増えてきています。

 

今回は地震と武庫川が氾濫したという

想定で避難訓練を行いました。

 

教頭がマイクで地震が起こった事を

全園児に発信して避難訓練が始まりました!

 

地震の時の対応は火災や不審者対応の時

とは違います。武庫愛の園幼稚園では

火災・不審者・地震&川の氾濫についての

避難マニュアルを作って職員で共通把握をしています!

まずは保育室の真ん中やテーブルがあれば

テーブルの下に逃げ込み

落下物が当たらないように身を守ります。

 

そしてこの時保育者は避難の扉を開け

避難経路を確保すると共に

ガスやエアコンのスイッチを切ります。

地震が起こった後にはその後火災が起こりやすく

災害が大きく広がっていきます。

こちらが出来る可能な限りの初期対応は

徹底していけるように心掛けています。

揺れがおさまり、武庫川が氾濫したという

想定で今度は建物の2階以上に避難します。

 

武庫川が氾濫しても武庫愛の園幼稚園に

届くまでには約117分掛かると言われています。

だからこそ、慌てずに移動する事が大切です。

頭の上にカバンをあてながらの避難!

地震は一回で終わる事はなく

余震が襲ってくるので、

避難途中にも物が落ちてきてもケガしないように

上の写真の様に移動し避難して行きます。

 

(避難が始まり最後避難が完了するまでは

後程コマ送り動画でお伝えしますね)

遊戯室に全園児が無事に避難をする事ができ

避難する時の約束の

「お・は・し・も・く」について

子ども達と再確認を行いました。

その後園長先生が23年前の

阪神・淡路大震災のスライドを見て

子ども達に話をして下さりました。

子ども達はとても真剣に園長先生の話に

耳を傾けていました。

決して子どもを恐がらす為ではなく

風化させてはいけないこの事実を通じ

命について考えるきっかけになったらと思います。

園長先生がテーブルの下に入っての

避難の仕方を子ども達に

実演し見せて下さりました。

その後、皆で一緒に身を丸める

練習をしてみました。

お昼には園長先生が館内放送で

震災で亡くなった方のご冥福を祈り

黙祷を捧げられるように

子ども達に話をして下さり

子どもも職員も全員黙祷を捧げました。

避難訓練以外の時にも

年長のはと組は新聞紙で作成する

避難グッズの携帯スリッパを作っていました。

新聞紙の避難グッズはまだあるという事です。

こういった事を子どもと一緒に行う事で

子どもの心がより育つと思います。

 

本日はご家庭でも地震について

震災についてお話しの機会を持ってみて下さい。