『さらなる同僚性を高める為に』
近年継続してご指導を頂いている
大妻女子大学 岡健先生をお招きにし
武庫愛の園幼稚園・立花愛の園幼稚園の両園で研修を受けました。
今回の研修内容は『さらなる同僚性を高める為に』
というテーマで学び、自分達を振り返るとても良い機会となりました。
岡健先生は1学期を振り返りそれぞれの
幼稚園の取り組みを客観的に見て取れるように
研修を始める前に具体的に話をしてくださいました。
同僚性を育むという事は
組織としてより強くなっていくという事に繋がり
しいては、子どものより良い保育に繋がっていきます。
同僚性を育むという事のゴールにいるのは
まぎれもなく子ども達です!
それぞれが意見が出やすいように小グループに分かれて
項目に応じた振り返りを行っていきます。
岡健先生が人を育てるという事は
子どもも大人も本質的に一緒と教えてくださり
職員自身が成長していけるようにする為に
「何が目的か?」
「何をしたいのか明確化がポイント」
「主体的といならば、その主体的の中身は?」
「やれなかったという事は、やらなかった事である」等々
様々な気づきの言葉を岡健先生から頂きました。
抽象的な事で分かったつもりになっている事をつもりではなく、
具体的にしていく事の重要性を学びました。
岡健先生からの学びは本当に多く
職員の研修はその日だけでは終わらなく
後日2日に分けて続きを行いました。
一人ひとりがどのように感じ、考えているのか
ポストイットの文字を職員でじっくりと読み取っていき
その思いと向き合っていきました。
この研修の中で岡健先生が他の先生の意見を
否定するのではなく、色んな考え方や価値観に触れ
受け止めていく事が大切とも教えて頂きました。
そして、また別の日に今度は
当日研修に参加出来なかったメンバーで研修会をし
園長先生にも入って頂き学びの機会を持ちました。
認定こども園となりホームクラスの保育や
2歳児の保育は午後にも渡って行われている日々です。
2歳の先生もホームの先生も同じ研修が受けられるように
他の学年の先生がホームに入り学びの機会を補い合う。
そういった助け合いはまさしく同僚性であるかと思います。
フリーの先生も同じように考えをまとめ
全体の場でも他の学年の先生に伝えました。
相手の考えている事を知り、
幼稚園として一つの方向を向いていけるように
職員間で協力して保育をしていきたいと思います。
子どもがより育っていける職員群を目指して!!