『年長組の秋の参観♪フリー参観♬』
今回の年長組の参観は3日間を設定し、
その中で1日お家の方に来て頂き、
設定部分だけではなく生活部分も見て頂き
多くの時間帯の幼稚園生活を見て頂くフリー参観という形を取りました。
お家の方にとっては保育室の環境をじっくりと
御覧頂く機会もないので、このフリー参観の時に
ゆっくりと見て頂きました。
自由遊びは子どもがより主体的に自分のやりたい遊びを
実現させていきます。そして、この年長組にもなると
複数の友だちと協同的にも遊べていて
保護者の方もその光景を温かく見て下さっていました。
個人で没頭する遊び・友だちと一緒にする遊び
子どもが遊びを選択し、決定し、実行へ!
この自分で決めて、行動に移していく事が
自己決定する力にも繋がっていきます。
木工遊びを取り組んでいるクラスは
安全面に留意して釘を打ち、ピンボールの様な物を作って
ビー玉の動きを子ども達が楽しんでいました。
朝の会やいつもの円形の歌やお手合わせも見て頂きました。
単発の関わりではなく継続して積み重ねている活動や遊びを見て頂き
継続の中での子どもの育ちを見て頂けていたら嬉しいです♪
活動内容はクラスによって様々です。
この時期の年長組だからこそ、言葉遊びを楽しんでいる
年長組の姿があちらこちらで見られていました。
武庫愛の園幼稚園では文字の書き方を授業の様に
教える事はしませんが、子どもが興味を抱けるような
アプローチを遊びの中に沢山織り交ぜています。
お化け屋敷を作っているクラスは子ども達のやりとりや
どうやって遊びを進めていっているのかを間近で見て頂きました。
遊びを進めていく中で子ども同士の意見の衝突はどうしてもあります。
この衝突が学びや成長のチャンスで
この衝突をどう乗り越えていくかが子どもの育ちに繋がります。
この力は今後求められる21世紀型能力として
これから先も子ども達が求められていくので、
幼児教育の中でもとても大切にしていっています。
3日間の1日にクッキングや鍵盤ハーモニカをするクラスもあり
それぞれの活動の中での子どもの楽しんでいる姿や
頑張っている姿がありました。
戸外でも子ども達が自分の思いを持って遊んでいる姿を
お家の方もグランドに一緒に出て頂いて見てもらいました。
何気なく行っているように見える遊びの中に込められた思いや
その遊びを通じての子どもの育ちを少しでも
このフリー参観を通じて保護者の方が感じて下さる
機会になっていましたら幼稚園としても嬉しいです。
このブログでは引き続き、遊びを通じての
子どもの育ちについてお伝えしていきたいと思います。