『1・17を忘れない。地震を想定した避難訓練』
1月17日
たくさんの方が亡くなられ、大きな被害を受けたあの
阪神・淡路大震災から24年が経ちました。
事前に担任から子ども達にしっかりと話をしたうえで、
幼稚園でも避難訓練を行いました。
今回は地震→地震から起こった火災を想定した訓練です。
地震が起こったという放送がかかり、
担任の声を聞いて落下物が落ちにくい
部屋の中央やテーブルの下に身を潜め身の安全を確保します。
地震が起きた際は、頭や体を守ることがとても大切です。
机が出ているクラスは机の下に入り、リュックを取れるクラスは
リュックで頭を守ります。
その間に職員は、子どもたちは大丈夫か、火災が発生していないか、
避難経路の安全などをそれぞれ分かれて確認をしています。
今回は職員だけでは火災の消火ができないと判断し、
南グランドに避難する放送がかかりました。
地震からもし武庫川が氾濫したとしても
武庫愛の園幼稚園に至るまでは約117分かかると言われていて、
また最大の水位は2メートルとハザードマップで記されています。
もちろん川の氾濫からの建物の2階以上に避難する事も
子ども達にしっかりと話しをしています。
担任は一人ひとりの名前を呼んで、クラスの子ども達を確認します。
子ども達自身も学期ごとに行う避難訓練の経験から
落ち着いて避難をすることができました。
起こったのか、話を聞きました。
子ども達だけでなく、実際に震災を経験していない人々も
増えています。
しかし、万が一地震が起きた時にはどうやって
自分の命を守るのか。
子ども達自身、改めて命の大切さを考える機会になりました。
「 黙祷 」
正午には亡くなられた方々のご冥福を祈り、
園児・職員一同で黙祷を捧げました。
今回は避難訓練の職員の様子をビデオで撮影し、
避難訓練後に振り返りを行いました。
それぞれの行動を振り返り気付いたことや改善点を
共有する時間となりました。
担任はクラスの子どもの安全を確保します。
フリーはすぐに状況を判断し、幼稚園全員の子が
安全に避難出来る指示や連携を取っていきます。
そういった指示や連携の動きを振り返り
自分達の動きを高めていく事は
子どもの安全を守る事に繋がるので
みんな真剣に振り返りをし客観的な視点を持つ機会となりました。
災害が起きないことを願うばかりですが、
万が一に備え、より安全に避難ができるように
今回の振り返りを今後につなげていきたいと思います。